2007年08月21日

小樽の街を散策していたときに 一枚のパンフレットを手にすることがありました。

そのパンフレットには こう書いてあったよ


『 あなただけのオリジナル小物をつくってみませんか?
   バッグ・革小物 体験工房 PONTE 』




ん? ( ̄ o  ̄ ) 革製の小物かぁ・・・ 作ったことないなぁ・・・。


こりゃあ面白そうです もしも今日が定休日じゃなくって、予約してなくても製作体験させてもらえるならば挑戦してみたいぞぉ。


とにかく パンフレットに記載された住所を頼りに移動してみましょう



いざ いざぁ! ε=ε=(o^−^)o   B ダッシュ!









っというわけで 噂のPONTEさんの店舗前へとやってきました。

表通りから ちょっと外れた脇道沿いに建っている建物だったよ。

店舗正面には 派手な飾りつけはしていない・・・。

軟石造りの石蔵倉庫の雰囲気を壊さないようにといった配慮でしょうか。


とにかく 入り口も開けてあるし中には電気の灯りも見えています

よもやこれで定休日ってことはなさそうなので店舗の中へと入ってみましょうね。







バッグ・革小物 体験工房PONTE
小樽市色内1丁目6番4号
0134−31−5678
営業時間:午前9時00分〜午後6時00分まで
公式サイト: http://www.ilponte.jp/


※この  所在情報は移転前のものです。
2012年12月19日現在は以下の場所へ店舗が移っておりますのでご注意を!

新しく入居した建物も趣があって格好良い場所になっています。

臨港線という小樽運河沿いに伸びる大きな道沿いにあるデザイン特徴のある建物なのできっと見つけやすいはずですよ

ちなみにこんな建物ね ρ(。 。 )



【所 在 地】 小樽市色内2丁目1−19

【営業時間】 午前10時〜午後6時
        (体験最終受付 午後5時)

【定 休 日】 月曜日(祝日の場合は翌日)

【問合せ先】 PONTE 0134−32−7880






建物へと足を踏み入れてみると 製作体験以外にも 普通に天然革のバックなどの販売も行っているお店だとわかったよ

店内には色々なデザインのバックが沢山置いてありました。

パイソン  オーストリッチ   クロコダイル etc・・・。



まぁ 今回の僕は バックの完成品を買い求めにきたわけではないからなパスですな

早速 当初の目的よろしく そばにいた店員さんへ製作体験の件について尋ねてみることにいたします


ちゃき:
「 予約とかしてから来たわけではないのですが 製作体験できますか? 」



すると 店員さんいわく 今は混雑していない時間帯だから
大丈夫とのこと。


らっきぃ〜 (*^◇^*)v ♪ すぐに何か作るのだ にまっ



その後つづいた店員さんからの説明では 製作体験には色々な種類があるんだそうな。


以下 その体験メニューの一覧ね



 携帯電話ケース
 小銭入れ
 キーケース
 ペンケース
 カードケース
 タバコケース
 ブックカバー
 ブレスレット
 ストラップ
 レザーリング
 キーホルダー
 たまごペイント
 動物型アクセサリー



それぞれのコースについては 店員さんが直接商品の完成品を見せてくれたり写真で説明してくれたりしたので判り易かったです。


これらの物が 低価格なものならば 1000円以下から、高くても3000円程度で作らせてもらえるんだって。

製作体験という作業自体を 20〜30分間も楽しむ上に 完成品は勿論持ち帰りができるわけですから これは充分すぎるほどにお安いと思える値段設定です。

迷わず申し込むことにしました。


お願いしまぁ〜す (^▽^ 作らせてくださぁ〜い♪




んで 数あるコースの中から僕がこのたび選びだした体験コースは
「 ブレスレット製作体験 」

理由は簡単 (^ ^)b こういうの一個も持ってないからです。




さぁ さぁ やることが決まったわけですから 今度の作業レポートをしなくっちゃね。

画像がちょっと多くなるけど 頑張ってついてきてよぉ (^^ )



まずは ブレスレットとして製作するための 革を選ぶ作業から始まります



  沢山あるね・・・・。



しばし これをグルグルと回してみたり 自分の手にあてがって色味やイメージを膨らませてゆきます。

さて どんな印象にしようかなぁ・・・。 


うううんとぉ   うううんとぉぉ・・・ σ( ̄ o  ̄ ) ?



どうせなら 身に着けたことがない柄のタイプを作ってみようかな

似合うとか似合わないとか別にして 今まで手元に無かったようなイメージに挑戦することに決定だ。



っという選びかたから ピックアップしてきたのが こちら

蛇柄でございます 


 同じ色でも柄が一枚づつ違うんだ



さらに柄の出方を見比べて 気に入った蛇柄を選びださなきゃいけない・・・。

ううむ とにかく一番上にあって 僕の目についたのでいいかな。

っというわけで 下の蛇柄模様をチョイスしてみたっす








革選びが終わったら次は ブレスレットの大きさ選び。

サイズあわせようのブレスレットがあるので これを実際に手にはめてみて大きさのマッチングを把握するっす








僕はキャシャな体格なので Mサイズでいいかな・・・・。



ほんで この作業をこなしたら 次はバックルを選ぶんだ。

これも色々とあるんだなぁ・・・ どれが格好良いかなぁ σ( ̄ o  ̄ ) 選ぶの苦手です・・・。







これは 実際にブレスレットの輪にバックルをかけた様子


こうやって 少しでも完成の状態に近い形にしてみせてくれるから イメージは沸かせやすかったですよぉ。








さて ここまでの 選び出し作業が終了すると こんな物が手渡されました。







裏返すと中身が見えてます



 スポンジなんて何に使うんだぁ?



指導役であるスタッフの方から 
「 袋から中身をだしてください 」の指示がでた。


とりあえず これから使うらしい道具達を並べて記念撮影しておくことにしよう・・・。







まず手作業の最初は 革の後ろと 上の画像中に見えている細く黒いプラスチック的な物へ まんべんなく それでいて薄々にボンドを塗ってゆく作業から入るんだって。


 
  塗り始める前です 275 と書いてあるのは裏返した革だよ



ボンドを 幅の太かった黒いプラスチックみたいなのを使ってすくいだしてっと・・・・。




  




一気に 塗る!




 ペト ペト ・・・。



んで 革の方が終わったら 隣においてあった黒くて細長い奴にも 
塗る!



 薄 薄ぅ ・・・・・。



ボンドが塗りあわったら 青くて細長いスポンジを 先ほどボンドを塗った黒い奴の上に貼り付けてゆくんだ








張り終わったら 軽く指で押さえてはがれないようにしよう (*^◇^*)







エンド部分からスポンジがはみ出ていても構うことぁ〜ないっす







んで 今 触っていた「 黒くて細い スポンジ貼り付けずみ品 」を革の上へと貼り付けてゆくんだそうな。



 これで良いのかなぁ・・・・。



端っこから 合わせて 
そろり そろり と貼り付けていったんだけど 最後は下の画像のようになってしまいました。



 おやおや 長さが足りないじゃん ( ̄ω ̄;)!



びびりながら 店員さんに確認をとると その長さの足りないのは問題ないんだってさ

あとで切り落とす部分になるんだそうです


ほっ・・・ (*^◇^*) 良かった すでに失敗したかと思ったぜ。




んで 次の指令は 再びボンド塗りをするように言われたよ




 まんべんなく・・・・。



全部塗り終わったら 革を折り返すように貼ってゆく。




 



こうやって半分づつ折り返しては 貼り付け作業を進めてゆきます。



するとぉ・・・・・。




 なんだかそれらしくなってきたね。



ここまで来たら 手に小さなヤスリを持ってください。








これを使って 先ほど折り返しては貼り付けていった側の革表面をなめしてゆくよ。


ゴシゴシ ゴシゴシ・・・・。


このヤスリがけ作業も 軽くでいいんだってさ。








ここまでのボンド作業が終わっていれば それらを乾燥させつつ 今は金具がわへと手を伸ばしてゆくことになります。







今度は こっちの金具表面へボンドを塗るんだって。



 両端はこんな形なんだぁ・・・・。



んで またまた ボンド塗るっす 


( ^∀^) うひゃひゃ ♪ 


たかが ボンド塗ったり 革をなめしたりしているだけの作業ですが 途中店員さんと交わす会話の効果もあってか随分と楽しい時間になってます。

まだ作品は完成していませんが それでもすでに料金分の元はとれたかな・・・って感じるくらいに楽しいよ。








・・・・っというわけで 金具がわへもボンドは塗り終わったよん。







さて この金具は一時の間は 脇へと置いておいてっと・・・・。



今度は こんな道具を持ち出してみます







んで これの刃先をつかって 先ほど製作しておいた革の端っこを バッツン! と切断しちゃいます。



 あっけなく切り離しね



ここまできたら 先ほどヤスリでなめしておいた革の表面へもボンドをぬったくっちゃおう。




 ビトビト・・・ ビトビト・・・。



ほんで 金具と革の両方へとボンドが塗りおわったら それらを張り合わせてゆきます



金具の かえし 部分

これの小さい方から端を合わせて革を貼り付けてゆくんだよ








ぐるり と張り巡らせてゆけば・・・・。

当然 長さがあわない端っこの部分を切断しなくちゃいけない

余った部分へ刃をあてて再び 
バツン!







下の画像 丁度ピントがあっている金具の かえし 部分が見えているよね

革の長さはこの かえし 部分の下へと革をもぐりこませることができるくらいに合わせて切断するように気をつけよう。








ここへ バックルを持ってきてっと・・・。







かえし 部分にバックルを引っ掛けます







今度は ペンチが登場だ







このペンチを使って 先ほどバックルをひっかけた かえし 部分の金具をかしめよう







しっかり締め付けておくべし!



金具を締め付けて バックルと革が外れないように出来たら そのままリングも一周ぐるっと圧をかけてまわります

これで 先ほど塗っておいたボンド達の
密着度もさらにアップだね







ここまで来れば もうあとは仕上げの段階だ。

スタッフから手渡されたボンドボールを使って はみ出たボンドを 
ペタペタ とくっつけて取り除くっす







これで作業は全部が終了です


いやっほぉぉぉ! 

ヽ( ^∇^)ノ  
わ〜〜い 完成だぁ〜 ♪







出来立て ホヤホヤ をはめてみました


どうでしょう? 似合いますかねぇ・・・・ (*^◇^*) うほほほ ☆







裏返しにして バックルがわを眺めたところっす 







帰宅してからも気にっていたので 自分で作ったブレスレットはたまに使っています。

( ※仲間からは
「 似合わないぞ 」と不評でした (T T) くっそぉ〜 お世辞くらい言え こら )





『 ドライブの最中の一枚 パシャ♪ 』



作業は丁寧にやるのが大変といえば大変だけれど 「 出来ない 」とか「 無理 」・「 危ない 」ってな作業はありませんでした。


( ^^)σ これ結構面白いぞ 

小樽の中でもお勧めプレイスの一つに数えてもいいな



友達と 
ワイのワイの♪ いいながらの作業なら尚のこと楽しいと思えること請け合いですぜ。




今回はブレスレットだけを作って帰ってきた僕も 今度また再来して他の体験コースも選んでみたいと思ってます。

キミ達が PONTE さんへ足を運んだときには 何を作るんだろうね。

先に何を作るのかを決めてゆく必要なんて全然ない。

色々な製作品を眺めては


 これにしようか  あれにしようか・・・・ 

   自分への品にしようか それとも 友達への土産として・・・・



あれこれ思いを巡らせる・・・・。

そんな時間をすごすこと自体から全てを楽しんでくるといい。





今回の紹介文たち・・・


「 きっと 製作体験は面白いに違いない・・・ 足を運ぶ価値がありそうだ・・・。 」


僕の書いた体験製作レポートが みなさんの心をPONTEさんや小樽の地へと向けられたのなら嬉しく思います。

『 やってごらんよ  きっと良い旅になる 』




本日の
GOOD−LIFEはここでお仕舞いにしておきます。

作るのって楽しいね それではまた 
(*^◇^*)/ グッドラックなのだ♪


■追記
今回は予約なく利用できた製作体験。

パンフレット上には 団体様は要予約 と明記されていましたのでご注意を・・・。



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