第13話

一夜明けて屋久島の朝がやってきた。

布団から這い出して、まずは窓の外の天候をチェックする。


今日も快晴だぜい!
V(^ ^ )v

昨日のうちに観光しておきたい場所は行ってしまったので今日はもうこの島を離れるつもりでいる。

この天気なら海も穏やかでフェリーも揺れずに帰れそうだ。

鹿児島行きのフェリーは午後に出る。

まだしばらくは時間があるので、昨日借りたサイクロン号で島を ぶらぶらしに出かけよう。

昨日と同じ方角では 芸が無いので 本日は島を反対周りにバイクを走らせることにした

本日のツーリングルートは 昨日よりもさらに田舎道。

民家がほとんど見当たらない。

時々道端に原動機付自転車がポツンと置いてある。

きっと周囲に沢山ある
果樹園農家が果樹の手入れでもしているのであろう。


ここらの農民は皆、野猿達が果樹を食い荒らすので手を焼いているそうだ

その被害の大きさはかなりのもので被害の大きすぎた農家では
離農せざるをえなかった方々もいると聞いている。

勿論 猿がこの島から1頭もいなくなれば被害もなくなるのだが、まさか1頭残らず捕獲したり撃ち殺したりもできまい。。。

今後、 屋久島住民と 猿との 共存の道はあるのだろうか?

この点については 今度某番組の朝まで生テレビの議題として
猿の代表と 大島渚監督に みっちりと討論していただきたいところです。



果樹園の他には 
もみた。

    
←大川の滝 


よく テレビのニュースで 滝の水にうたせて 修行するというのがある。

あれは 滝の上から 流木とか 落ちてきたことはないのだろうか・・・?

落差10mの滝であっても 結構な被害にあいそうだよね。

ってゆうか 10m頭上から落ちてくる流木や石なんてまともにヒットしたら

頭かち割れちゃうよ・・・。



まあ もともと 
仏の心理に近づきたいわけだし

頭部打撲で あの世へ旅立っても それは 本望というものか。。。、

宗教とは 実に奥が深いものよ。



滝のほかには 
ガジュマル園ってのもあった

ガジュマルっていう植物が生い茂ってるだけの場所です。

    

単純だけど 僕はここが気に入った。

写真に映る僕が何となく格好良く映っているのも気に入った理由の一つだ。


まさに
自然満喫ってとこだな

気分は 
CWニコルです



つづく



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