第29話

お待ちかねステーキの登場だ

良く焼きの入ったステーキ皿が、
じゅうじゅうと美味しい音をたてながら運ばれてくる。

僕は目の前に置かれた肉のボリュームに驚いた!!

ステーキ皿の上から
肉がはみ出しているのだ!


すごいぞ 沖縄!!


勿論ステーキ皿自体の大きさが小さいわけではありません。

ここ沖縄では物価が安いのか、どの店のメニューもボリュームが満点で育ちざかりの僕としては、嬉しいかぎりなのだ。

この分だと、札幌へと戻るころには、体重が倍増していそう・・・。


  
これは別な店のショウウィンドウだけど、

     
安くてボリュームあったよ♪

   


僕は体重増加の恐怖と戦いつつも、早速手にしたナイフをステーキ肉へといれてみる・・・・。

じるじる・・・・。
(肉汁のこぼれ出る音です)


注文どおり
レア加減で焼き上げられた肉は、とても柔らかく切り口の肉の赤身が誠に美しい・・・。


僕の左手に持たれたフォークがゆっくりと、お肉を口の中へと運んでくる

もぐ もぐ ・・・。
  ごっくん!

『 幸せだなぁ・・・。 』

思わず加山雄三のような台詞がついて出た。



僕達は話しもせずに、黙々と食べた。

だって 
かったんだもん・・・。

人は美味しいものを食べている時は静かなものです。

しかし、食べ終わった後も、今度はお腹がきつすぎて、やはりあまり話すことはできませんでした。

だけど、二人とも声には出さない満足感を互いに共有していたのは確かです。


   ジャッキーのスタッフのみなさん
    美味しいご飯を 有難う
 謝謝♪


さて、食事が済んだので、店の外へと出る。

ガイドブックに載っていた他店も当然目に入った。

明日からは毎日1軒づつこれらの店を回って見よう!!

この思いたちは、その後実現し、僕はガイドブックに載っていた紹介店を全店制覇することが出来ました。

だから、僕にとっての沖縄の旅は、
ぶらり沖縄ステーキ三昧の旅といっても過言ではないでしょう。

もしも、今度沖縄の地を訪れるとしたら、今度は
沖縄郷土料理三昧の旅に挑戦してみたい。

今回は至るところの店で、郷土料理のメニューは眺めたが、メニューに書いてある料理の名前が 
ちんぷんかんぷん でどんな料理が登場するのか見当がつかず、注文するに至らなかったため ぜんぜん郷土料理は食べていない・・・。

次回の沖縄来訪が実現するかどうかはわからないが もし再び訪ねることが出来たとしたら もっと沖縄郷土料理を食べ尽くし、沖縄の食文化へも精通した食通として、いつか「 おいしんぼ 」に登場する海原ゆうざんをも唸らせる

そんな美食家になることを目標としよう!!!

その後、僕達はお腹も一杯になったので宿へと引き返すことにしました。



つづく・・・。



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