2006年10月09日

下の光景は観光客がかなりの高確率で歩くだろうと思われるメルヘン交差点を高台から眺めたところです。

小樽オルゴール堂本館 や 小樽洋菓子舗ルタオ本店 が見えているのがわかるね。

大抵はこのメルヘン交差点と呼ばれる場所から北一ガラスさんらの店舗群のある側へと続く繁華街を散策し愉しむのが観光客らの常となっています。

今回はそんな土産物街散策の紹介は別な機会へ回すとして この高台部分について書いてみちゃおうかなとおもいます。




このメルヘン交差点から続く土産物街を歩いてくれば、その通りから山側を見上げた場所がこんもりとした森に見えるはずです。

その緑豊かな地区へとあがってみるといい。

土産物街と繰り返し呼んできた「 堺町通り 」からは坂をあがってゆくような脇道が伸びているっす

わき道自体がそんなに沢山は存在しないし、通りから勢いよく競りあがるように続く緑地帯はそう多くはありません。

だからこの場所は付近を歩くだけで多分あたりが着くと思うよ。


んで そんな坂道の途中に存在するのが こちら 
ρ(^ ^ )


 


ここはね『 外人坂 』っていうんだって


犬の散歩途中であった地元民の方から話しがきけましたが ここには昔ドイツ人が住んでいたんだそうですよ。

それで『 外人坂 』って呼ばれるようになったそうです。


んでドイツ人のお方が住まわれていた建物ってのがこれまた素敵なデザインの住まいであり、この建物を含む風景は大変趣がある景観だったとのこと。

もう既にこの建物も取り壊してしまったから今は現存しないんだって。

今はその当時の名残として「 外人坂 」の名称だけが継承されているのだと教えてもらいました。

当時の風景を見てみたかったですね ちょっと残念 (^ ^)


それとね 奥に見える石段の坂を登れば丘のてっぺんなんですが、その石段も今は荒れ果ててしまって綺麗さが失われてしまったと 散歩途中の方は語られていました。

以前は とっても情緒があってそれは素敵な坂だったのよぉ と品の良いご婦人が目を細めながら語るのをみると
さらに残念な気が増しちゃいます


やっぱり奇麗に整っていた頃の光景を見てみたかった・・・。



はてさて その後のちゃきさん、こんな小樽の昔話しを聞かせていただいたご婦人へとお礼を伝えあと、気を取り直して再び坂をのぼりなおしてゆきます。

結構この石段は急な勾配になっているっす・・・注意して登ってね。

( ※何かの映画の撮影場所としても使われた坂だって教えてもらったよ。何の映画だったんだろうね )



んで 登り詰めた開ける場所がこちらです 





小樽水天宮
小樽市相生町3−1



外人さんが好みそうなジャポネスクな神社仏閣建築物だね d(^〜^@)

でもさぁ 折角格好良い神社なのに左側に白く写っている看板はないよなぁ・・・ (T T )


この白い看板には注意書きとして

乗り物の乗り入れ禁止 だとか 
ボール遊びは駄目だぞ とか

そんな内容の文面が書いてあるわけなんですがやっぱり納得できないっす。


そりゃあね グレードは違うかもしれないけどね やってることってのは

金閣寺の横っ腹に白い看板貼りつけて

「 犬の糞は飼い主が責任をもって処理してください 」


とか書いてるのと同じことなんですよ。


絶対やらないですよね そういう看板の貼りつけ方は・・・ σ(ー ー ) ううむ・・・。

まぁ あっちは国宝級の重要文化財で格が違うんだって言ってしまえばそれまでのことなんだけどさぁ・・・。

小樽って 本気で観光都市目指しているの?

こういった部分でも疑問が沸いてきちゃうんですよ・・・。



観光課の方々 社務を司る方々。

彼等にとっては普段から見なれ過ぎていて気づけなくなってしまってるんでしょうねぇ・・・。

とても残念です。


観光客として訪れる方がたの視線や思い、期待がどうゆう物なのか もうちょっと意識した街作りを大切にして欲しいなぁと感じるよ。

それが 僕の願いだし 小樽には今そういう部分が不足気味に感じずにはいられないのさ。

 



こんな説明書きが付帯させられるほどに歴史も充分で申し分ないわけでしょ?

なんとかならんもんかねぇ・・・。




境内の隅っこには 石川啄木の歌碑もありました。

なぜここに置いてあるのかは不明です。

特に水天宮を詠んだわけではないようですね。

きっと小樽の街を一望出きる場所だったから、その街で生きる人たちの様子を歌ったこの歌碑を建てたんだろう。

僕は そう考えることにしたよ。


 


「 かなしきは小樽の町よ 歌ふことなき人人の 声の荒さよ 」と詠むらしい


この歌人が詠んだ歌に込められた真意のなんてチャキさんは知らんよ。

でもこう感じた 

悲しいよね 小樽の町って・・・

観るべきものもみず・・・ 愉しみ、タシナムべきものも見過ごし・・・ 守るべきものすら既に判らなくなっている・・・

ただただ虚しくも検討違いの個所へ「 街興し 街興し 」と連呼する声がコダマするばかり・・・。



これに似た感情がこの詩には込められているのでは?

僕にはそう感じられました。

きっと石川啄木を研究している方などからしてみれば「 何を検討違いな解釈を・・・ 」と笑われてしまうことでしょう。

それで良いさ。







以前には小樽駅前にある石川啄木の歌碑は訪ねてあったからなぁ・・・。

あと小樽内に存在する啄木の歌碑で訪ねていないのは小樽公園内に建ててあるものだけだ。

どこにあるのか今度探してみようっと♪

どんな詩が詠まれているんだろうね。




さてさて 啄木の歌碑が置いてある境内なんですが とっても広い場所で綺麗に清掃されていました。

なにぶんにも本来の存在目的は普通に神社なわけですからベンチなどといった座れる場所が少ないのはたまに傷・・・。

公園じゃないもんな・・・ 仕方ないか・・・。


とはいえ 小樽の街が間近に広がるような展望が広がっている場所ですから 眺望マニアな方なら お勧め出きる場所ですよ。

小樽ツウを自負するならば一度は足を運んでおかないといけない場所なはずだよ 
ヽ(^▽^ ) チェックしてみてね☆





彼もこう言ってますし 一汗かいて登っておいでなのだ (^ ^)


神社の建物横、右手あたりには 展望スポット が広がっています。

そこにはちゃんと 
お勧め展望スポットなのさ♪ 的な看板だって設置されているんだぜ。

あ・・・ でもぉ・・・ 目立たない場所にある看板だから気づかない人もでちゃうかも・・・
 (^ ^;)
 




この看板のある位置にさえ立つことが出きれば街並みを眼下に収める眺望を楽しめるはずです


 港だって一望できちゃうんだぞ d(^ ^



 空母キティホークなども入港した港姿。



※余談:

小樽人の一部の方は 
キティホークのことを キティちゃん という愛称で呼んでました。

戦争の道具ですが、こういうニックネームで呼ぶのを聞くと可愛い気がしますな(^ ^)b





さて この眺望なんですが、カメラワークとかズームを使っているので手前の木々に邪魔されずに街を望む画像となっています。

でもね 実際に足を運ぶとわかるんだけど
手前の木々が茂りすぎて良い感じには街が見渡しづらいの・・・。

僕も木や虫は嫌いじゃないよ。

しかも万物の魂の存在を意識することを大切にするような
神社という場所ですからねぇ

迂闊に 木を切っちゃえばいい・・・とは考えづらいっす。


でも これは ちょっと剪定不足なんじゃなかろうか・・・と感じました。

ここを書くときに余所のサイトも覗いて回ってみましたが、やはり同じ思いを抱いた方が多々いたらしい。

同様のコメントが幾つか出てきました。

みんなが訪ねてくれる時にはどう感じるかなぁ・・・。

切り倒すのではなく あくまで剪定をもう少し強めてとか回数を増やすという形で検討してもらいたいものです。





さてさて水天宮の建物もみて回ったし、啄木の詩も詠んだ、眺望も充分に楽しんだわけだしね。

丁度 陽もかげってきる時刻です。。

そろそろ 帰るとするよ。


ではでは 今日の
GOOD-LIFEはこの辺で。

ばいばい
 (^ ^)/ 



後日の追記:

あ・・・ 神社だったのに 
お参りするの忘れた・・・・ 駄目じゃん。

ちかじかまた行くとしよう 
f(^ ^;) ポリポリ



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